出羽の旅(その2)

OKBは朝5時ころから起きだして朝食までの2時間余を有効利用、フキとワラビを採りに出かけた
朝食のご飯も美味しかった、山形のブランド “はえぬき” 庄内産だという
食堂の壁には昨夜食べた “つや姫” のポスター、少々高いが最近山形で開発された戦略ブランドだという、これも美味かった
山形はやはり米どころの印象

今日は旅の中日、主峰月山はまだ雪に埋もれて通行止め、7月の山開きまでは車は入り込めない
最寄りの出羽三山湯殿山・月山・羽黒山)神社と海辺の加茂水族館を訪ね、昼は鶴岡名物のムギ切りを食べようということになった



三山神社は月山、羽黒山湯殿山の三神を祀る
頂上にはその合祭殿がある
月山、湯殿山は冬季積雪のため登拝できないことから羽黒山に三神を祀っているという
ここが参道入り口の随神門、山頂まで約2km、2千数百段のアップダウンの石段が続く



杉並木の石段を下って数百m、国宝の五重塔
平将門の創建というから千年以上を経た素木造りの姿は優美というより神々しい
ここまでが私が歩ける限界、引き返して別ルート、車で山頂に登ってOKB達を迎えることにした



参道の両脇には樹齢350〜500年の杉並木が続く(写真は娘が撮ったもの)
その数は500本以上、国の特別天然記念物に指定されている



車で山頂に至る途中、視界が開けたスキー場から月山を遠望、出羽三山の主峰だ



山頂の三神合祭殿、神仏習合時代の名残を留める特異な造り
ここで我々三人も集合してお参り
出羽三山歴史博物館を訪ねて下山




羽黒山の大鳥居、県道47号を通り鶴岡市街を抜け、さらに国道112号を辿って加茂港沿いの加茂水族館を訪ねた
ここは世界の珍しいクラゲを集めた水族館として有名



来年夏には世界初のクラゲ水族館としてオープンするんだそうで、隣の敷地では意欲的なデザインの建設工事が進行中でした



休暇村への帰り道、少し遅い昼食
山形そば・うどんの看板、早速入ってみた
鶴岡の名物だという “麦きり”、よく聞くとこれはうどんですね
私は山形そば「出羽かおり」のザルを、OKBと娘はそばと “麦きり” の合いもりを注文
山形の味はいけました