菜園の初夏(その2)

今日紹介するのは、収穫が間近いタマネギとジャガイモ、それに5月の10日ごろに鹿児島の農家からインターネット通販で取り寄せたサツマイモと20日ごろに植えたミニトマトです。なかでも特に印象に残っているのがサツマイモ。これは去年初めて試みた“ベニマサリ”という品種。まさにビギナーズラックの表現がぴたりに昨年は全てがうまくいった。味も期待通りで、おもに焼きイモにして食べたのだが、スイーツという言葉が似合うしっとり甘味だった。それで今年もと、同じ時期に植えたのだったが、あろうことか植えた日の夜に気温が8℃まで低下(土表面は5℃くらいか)。翌朝畑に行くと植えた約60本が全滅、葉っぱがすべて黒色に変色していた。ただ救いはビニールマルチを敷いていたので、根っこは助かっている可能性があると思い、数日様子を見ることにした。1週間後、あっ、新芽が出てきた。6月に入っても生長は相当遅れているが、生還しなかったのは4本だけだった。それにしても驚くほどの生命力だ。こういう経験をすると、私にはどうするこもできなかった自然の威力に、しなやかに適応したサツマイモの幼苗に敬意を表したくなる。

ミニトマト&タマネギ ↓

ジャガイモ ↓

サツマイモ(ベニマサリ) ↓