菜園の初夏(その1)

4月から5月の連休のころは畑大好きの自称ファーマー達があちこちの花卉店で種、苗、種イモを買い求める姿を目にします。私も畑仕事は大好き、現役のとき以上に額に汗します。ただ年のせいか足腰の筋肉痛がひどく、貼り薬と奥さんの力を借りながら約90坪を耕しています。どんな仕事でもそうですが、知識と経験豊富な方がたくさん周りにいらっしゃる。そんな方々と情報交換をして、仲間というかコミュニティーができるのは必然とはいえ楽しいことです。特にビギナーズ・ラックといって初心者ならではのまじめさと幸運に恵まれて高収穫を得た時などは、生物界の厳しい掟を知らずに、来年も同じことが起こると思い込む楽天性、この幼稚さがアマ・ファーマーの醍醐味です。しかし、必要なことではあるのですが、頭だけで考え、気のきいたアレンジをしたり改良を試みると、次の年は大失敗をします。こんなとき人は自然の傲慢に震えるのですが同時にその手の内も知ります。農業はこんな自然に寄り添って進歩したんでしょうね。今回はキュウリ、ナス、サトイモとトウモロコシを写真に撮りました。今年は気温の様子が変です。野菜の生長が遅れ気味、仲間の目つきが違います。自然の次の一手を読もうと懸命です。

キュウリ ↓

ナス ↓

サトイモ ↓

トウモロコシ ↓