菖蒲城址あやめ公園


今日は菖蒲城址あやめ公園にやって来た
毎年花の盛期は6月20日前後
ここ数年、連作障害のためか花に勢いがなくなってきている
そうはいってもここには通ってきた思い入れもあり
今日は菖蒲町のブルーフェスティバルの最終日でもある
自然に足が向かった

でもさすがにアヤメの時期は失しており
子房は膨らみ果実となって萎んだ花を残していた
凡人は外見の花を愛でる、今訪ねる客は少ない
花の真目的を知る植物学者からは「一掬の涙があってもよいのではないか…」と苦言が出そう



アヤメの後、木道に沿って繁るキスゲの黄色が目立つ


吾妻屋の近くにはススキの株立ち



このススキの葉、少し変だ
当初はススキの叢に射す光の陰影かと思ったんだが、よく見ると葉に矢羽根の斑が入っている
私には初めての珍しい姿


なかなかに見事な斑ではないか、幾度となく訪れているのに今まで見落としていたんだ
訪れる客のいない静かなアヤメ公園でススキの思わぬ美しさに触れた