ふるさと館の梅林


今日はふるさと館の梅林を覗きに行きました
あった、ありました
温かいとは云えない雨水に濡れた紅白梅の清冽はいい


増税なんていうと政治生命が絶たれる”なんていう政治家にも、この梅が美しく見えるんだろうか
人災である原発事故の後始末を料金値上げが“当然”で、済まそうとする経営者に梅の香りは匂うのだろうか
放射能測定を済ました瓦礫の受け入れを拒む我々に春は快く来てくれるのだろうか


なにも皆が聖人天子であれとは云わないし、極楽浄土に住んでいるとも思っていない
“がんばろう日本”“東日本大震災復興支援”“絆”…はパンフレット文頭の枕詞ではない
長引く寒さは、人の心を嘆く春の逡巡か