お年玉切手のこと

今日は郵便局へ行って年賀ハガキの4等賞、お年玉切手シートをもらってきました
確率的には2枚くらいかなと思っていたんだが、今年は1枚が当たっていた
貴重な1枚を写真に撮って、切手アルバムに収めた
このアルバム、平素そんなに見ることはないんだが、この時期になると
柄にもなくローマンチックな気分でページをめくる


集め始めたのは昭和30年(1955年)、「姫達磨の5円×4枚組み」のお年玉郵便切手シートだ
今では茶色に変色したセロファンにくるまれてトップページを飾っている
中学生のころ切手収集の大ブームがあって、「見返り美人」の切手が大変なプレミアムがついて
仲間内で話題になっていた記憶がある
そんな子供時代、タダで手に入るのがこのお年玉郵便切手
松が明けて、祖父や、伯父(叔父)さん宅を回ると意外とすんなり手に入った
収集していることが分かるとわざわざ送ってくれる方もいて、いつの間にか溜まっていったのは有難かった
もっとも熱心に集めていたのは初めのうちだけ
今年まで59年中24年分が欠落しているからまじめな収集家とはいえない
それでも退職後は切手の美しさに惚れ直して収集を再開した


このお年玉郵便切手、大量に発行されていて、希少価値はまずないんだが
アルバムに並べてみると切手の美しさと共に、懐旧の想いが巡る