冬の温室


今朝6時の気温はマイナス3℃、日中の気温も8℃、TVのニュースでは乾燥注意報が34日続いており、観測史上3位の記録だそうだ。


私は花木の写真を撮るのが趣味で、その発表場所としてブログの場を選んだんだが、今ブログを始めて2度目の冬を迎えてつくづく考えることが多い。
今の時期、秋の残り香も消えて被写体が極めて少なくなる。
ただ、地に這うロゼッタ葉など草々の姿を追うのも、今の時期ならではの関心の深まり。
それと被写体が草・花木から、生活臭への関心が増してくるのもこの時期だ。
人々の慣習というか歳時を改めて大切に思う。
冬は人に、暮らしと風物の関わりについて思索を余儀なくさせる。


とはいえ、美しい花木はやはり恋しい。
今日はさいたま市、市民の森の展示温室を訪ねた。
サボテンと洋ランの写真を撮ったので紹介する。
入館してまず感じたのは、当然と言えば当然なんだが、湿度の高さ、
外が湿度20%台の乾燥状態だからなおさらのジメジメ感、
最初に撮ったサボテンの写真を見ると明らかなんだがレンズが曇っているのが判る。
でもこれはこれで温室内部を感じて面白い。