秋の坐忘庵会

昭和40年の春に入社した同期で東京に拠点のない田舎侍15人が北浦和の寮に入ってはや45年。会社はとっくに退職したのであるが連絡がとれた仲間9人が集まって入寮当時の寮長の居宅「坐忘庵」を名乗って集まり10年が過ぎた。この間坐忘庵のある南伊豆と仲間の別荘がある那須をベースにして、喰って飲み明かす秋の集会を楽しんできた。
今年は西伊豆土肥温泉に集まって、本因坊戦棋聖戦など囲碁の棋戦対局宿として知られる玉樟園新井にお邪魔した。本来なら場所柄囲碁三昧に耽るべきところではあるが、沼津から駿河湾に漕ぎ出して富士を背に(写真)酒と鮮魚に迎えられては高尚な遊びなどなすすべもなく飲食の快楽に堕した。

○ホワイトマリン号(沼津→戸田→土肥)から富士を望む

○沼津の漁師料理と土肥温泉海鮮料理

○玉樟園新井を利用した棋士のサイン(一部)